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鈴の宿 登府屋旅館です。山形県米沢市の小野川温泉。こだわりの源泉かけ流しのお風呂と選べる米沢牛プラン。旅した気分でブログをご覧ください。
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Posted by んだ!ブログ運営事務局 at

2009年01月31日

勝天27 『紙芝居で研修会』

昨日、小野川温泉旅館組合主催で、直江兼続の研修会を行いました。

題して、『紙芝居で学ぶ直江兼続』。



直江兼続がどんな生涯を送ったのか?

豊臣秀吉、徳川家康との関係は?

謙信の時代、景勝の時代、上杉藩にどんな出来事が起こったのか?


など、紙芝居とともに勉強しました。

紙芝居は、全40枚。

通常の上演でも50分程度、かかります。


戦国時代、豊臣政権、江戸時代と直江兼続の生涯は、歴史の波の中で目まぐるしく変化するため、どうしても盛りだくさんになってしまうようです。

今回は、研修の特別バージョンということで、約1時間30分の内容でした。


なお、直江兼続紙芝居は、体験めぐり『小野川ときめぐり』の企画の1つですので、お客様もご覧になれますよ。

小野川ときめぐり 全企画紹介
  


Posted by 鈴の宿 登府屋旅館 at 11:21Comments(0)直江兼続 と 天地人

2009年01月30日

勝天26 『お六饅頭』

先日、小野川温泉に新潟県の女将会の皆様がいらっしゃいました。

そのときいただいた、おみやげがこちら。



『お六饅頭』

お六とは、与六、すなわち直江兼続のこと。

与六の生まれ故郷の南魚沼市では、与六のことを「お六」と呼ぶそうです。

さらに、『お六甚句』という歌まであるそうです。

1番
送りましょうか 送られましょうか 寺が鼻まで 時雨にぬれて 昔やお六と昔やお六と桂姫

2番
月が出たぞえ 木影に入ろか ままよ渡ろか 坂戸の橋を お六甚句でお六甚句で水鏡

3番
吹雪く窓なりゃ 届かぬ想い 心細かな 縮のあやを 織って着せたや織って着せたや主が肩

4番
百姓大名じゃ 兼続様は 尻をからげて 田草もとりゃる 峰にゃ松風 峰にゃ松風玉日和

5番
おらが娘の 器量を見やれ 燃えて溶かした 高峰の雪を 袖にすくって 袖にすくって玉の肌

6番
お六恋しや 姫様桂 会えぬこの身が 川瀬をこがす 蛍呼ぶなら 蛍呼ぶなら 寺が鼻


若き日の兼続と景勝の妹・桂姫との想像上の恋物語が謡われています。

桂姫は、のちの上条政繁の奥様。

事実ではないとしても、どうしてこの歌が生まれたかという背景が気になりますね。  


Posted by 鈴の宿 登府屋旅館 at 23:55Comments(0)直江兼続 と 天地人

2009年01月29日

勝天25 『初音・・・姉に』



兼続 「お屋形様、一大事にございます。」

景勝 「何じゃ。」

兼続 「初音どののことにございます。」

景勝 「長澤まさみどのがどうした。」

兼続 「異例の設定変更にございます。」

景勝 「何が変わったのじゃ。」

兼続 「先日、このブログでも例の武将の妹と発表いたしましたが・・・」

景勝 「うむ。知っておる。小銭6枚の武将じゃな。」

兼続 「妹ではなく、姉になったようにございます。」

景勝 「妙じゃな。そもそも歴史上は存在しないはずのキャラクターではないのか。」

兼続 「左様でございます。しかし、視聴者からのツッコミで・・・。大人の事情でございます。」

景勝 「まぁ、なんくるないさー。ますます謎の女じゃのぉ。」


【サンスポ】長澤演じる初音、10歳以下で・・・!?

  


Posted by 鈴の宿 登府屋旅館 at 23:37Comments(0)直江兼続 と 天地人

2009年01月28日

勝天24 『かまくら、はじめました』

景勝 「冬じゃのぉ。」

兼続 「今年は、例年より雪が少のぉございますな。」

景勝 「雪とは、やっかいなものじゃな。降らねば降らぬで困るし、降れば降ったで困る。」

兼続 「御意にございます。」

景勝 「雪国にとって、雪はお金と同じ。」

兼続 「降らぬとお金も動きませぬ。」

景勝 「暖冬は、雪いじりがなくて楽じゃが。よしあしじゃな。」

兼続 「そんななか、少ない雪を集めたものどもがおります。」

景勝 「ほほぉ。」



兼続 「小野川温泉では、本日より かまくらがオープン。ちょうど登府屋旅館の裏の公園でございます。」

景勝 「いつものアレができるわけか。」

兼続 「どこでも出前でございますな。雪の中、かまくらにラーメンを出前できまする。」

景勝 「雪といえば、あの祭もあるのぉ。」

兼続 「上杉雪灯籠まつりですな。2月14日・15日でございます。」

景勝 「昼は天地人博2009、夜は雪灯籠まつり。盛り沢山じゃのぉ。」

兼続 「今年は、『天地人』効果もあり、宿の予約は取りにくくなっておるそうでございます。お早めにご決断を。」

景勝 「うむ。いざカマクラへならぬ、いざ小野川へじゃな。」

兼続 「まさに武士の鑑。御恩と奉公でございますな。兼続もお供させていただきます。」  


Posted by 鈴の宿 登府屋旅館 at 17:20Comments(0)直江兼続 と 天地人

2009年01月27日

勝天23 『かねたんのぬいぐるみ?!』

まさに偶然の出来事でした。

本日、市内某所にて『かねたんのぬいぐるみ』を発見!

「これは、どこで売っているんですか?」

と聞いたら、まだ試作品だそうです。

開発されているという噂は聞いていたのですが、運よく実物を拝見できました。


携帯のカメラで撮った写真なのでイマイチ伝わるかわかりませんが・・・



かわゆすぎる出来ですよ。

こりゃ、おみやげに最高です。


商品化に向け、もうちょっと手直しをして、4月ごろ発売予定だそうです。

とても貴重なものを見せていただきました。

スタッフの方、ありがとうございました。

70cmくらいのビッグサイズも開発中だそうです。


妻夫木さんだけでなく、かねたんからも目が離せませんね。


やはりブログのネタは足で稼がないと・・・。

市内某所の現場は日々変化していました。  


Posted by 鈴の宿 登府屋旅館 at 18:27Comments(0)直江兼続 と 天地人

2009年01月26日

勝天22 『謎の女・初音の正体』



第4話でついに登場した謎の女・初音。

長澤まさみさんが演じています。

直江景綱いわく「京の豪商・播磨屋の娘御」でした。

しかし、商人の娘にしては、やけに堂々とした態度。

もちろん、ただの商人の娘ではありません。


予告編では謎の女として、紹介されていました。

原作の『天地人』では、一番最初のシーンに登場しています。

あるときは、商人の娘。

またあるときは、巫女。

またあるときは、くのいち。


その正体は・・・有名なあの方の妹という設定なんです。

もちろん、洋太郎の妹ではありません。

洋太郎は、映画「涙そうそう」の妻夫木聡さんの役名です。

長澤さんは、「涙そうそう」では妻夫木さんの妹という役柄でした。


気になるあの方とは・・・豊臣秀吉の家来としてファンも多いあの武将です。

小銭の兜が有名ですね。

原作とはまた違った初音の活躍が、楽しみですね。
  


Posted by 鈴の宿 登府屋旅館 at 10:51Comments(2)直江兼続 と 天地人

2009年01月25日

勝天21 『雲洞庵小噺』

『天地人』第4話も面白かったですね。

長澤まさみさん演じる謎の女・初音がついに登場。

その後、他局では妻夫木さんと長澤さんの『涙そうそう』という。

TVジャックでしたね。


さて、たまには息抜きで小噺でも。

和尚 『そなたの誠の言葉を言うてみよ。』

与六 『わしは・・・このようなところ来とうなかった!』

輝虎 『・・・』

与六 『本当にこのようなところ来とうなかった!』

和尚 『そんなに家に帰りたいのか。』

輝虎 『ならば、帰ればよい。』

和尚 『輝虎さま・・・。』


謙信 『あったかハイムが待っておるぞ。』


和尚 『セキスイハウスか!』

おあとがよろしいようで。  


Posted by 鈴の宿 登府屋旅館 at 23:41Comments(0)直江兼続 と 天地人

2009年01月24日

勝天20 『開幕!天地人博2009』



ついに、天地人博2009が、開幕しました。

そして、テープカットには、直江兼続役の妻夫木聡さんと、主君・上杉景勝役の北村一輝さんがいらっしゃいました。

そのまま、2人はトークショーを行い、午後に行われる会津でのトークショーに向け、旅立ってゆかれました。

明日は、新潟県内2か所でトークショーだそうです。

ハードスケジュールですねぇ。

今回の天地人博2009では、様々な本物が登場しますが、一番のオススメは国宝「上杉本洛中洛外図屏風(うえすぎぼんらくちゅうらくがいずびょうぶ)」です。

レプリカは、いつでも展示されているのですが、本物はなかなか米沢でもお目にかかれません。

4月25日~5月10日、10月10日~11月6日の2回だけ登場します。

織田信長が上杉謙信に贈った屏風です。

ぜひご覧ください。


なお、当日券は700円ですが、当館では入場券を500円で販売しております。

200円お得ですので、ご予約の際にお申し付けください。

山形新聞  米沢で「天地人博」が開幕  


Posted by 鈴の宿 登府屋旅館 at 20:52Comments(0)直江兼続 と 天地人

2009年01月23日

勝天19 『潜入!天地人博2009』

いよいよ天地人博2009が、明日から開幕ですね。

そこで今日は、内覧会にお邪魔してきました。



その気になる中身は・・・

かなーり、よかったです。

入口は、大河ドラマ『天地人』の小道具や、役者紹介のパネルなどで始まります。

そして、関ヶ原や長谷堂合戦などの展示があります。

パネル展は、どこの博覧会でもありがちなのですが、米沢の凄さはこのあとでした。


「天地人コレクション」と題した実物資料の展示です。

天地人博2009は、2010年1月11日まで約1年間行われます。

「天地人コレクション」は、だいたい1か月に1回のペースで12回、展示が変わるそうです。

2月20日(金)までは、「側近兼続」ということで、謙信公や景勝公などの書状がズラリと並んでいました。

謙信公が使ったハンコもありました。

また、本物の上杉憲政の鎧兜が展示されてましたよ。

天地人シアターでは、東北の大名の甲冑を物語風に紹介するVTRが流されていました。

大名による甲冑の違いなど、美しい映像でわかりやすく説明されていました。

あのVTRを見ると、本物の甲冑を見てみたくなります。

そして・・・写真は、エントランスです。

ちょうど明日のセレモニーに向けて、ステージを準備していました。

明日、このステージに妻夫木聡さんと北村一輝さんがいらっしゃって、テープカットなさいます。

大変な混雑になることでしょう。

明日は、お2人のトークショーもありますので、ものすごいことになると思いますよ。

天地人博2009、ぜひみなさまご来場ください。


ちなみに、当館にお泊まりの方には、入場券を500円で販売しております。

当日券は700円ですので、200円お得ですよ。

  


Posted by 鈴の宿 登府屋旅館 at 22:24Comments(2)直江兼続 と 天地人

2009年01月22日

勝天18 『なぜに生涯不犯?』



景勝 「それにしても輝虎さまは、どうして生涯独身を貫いたのであろう。」

兼続 「今さら何をおっしゃいますか?毘沙門天への信仰だからでしょう。」

景勝 「毘沙門天を信仰している者は、生涯独身でなければならないという決まりもあるまい。」

兼続 「たしかに。」

景勝 「輝虎さまは、偉大じゃ。あれほど、頭のよいお方が、どうしてお子をつくらなかったのか。」

兼続 「はぁ。」

景勝 「信仰は大事じゃ。しかし、お家の安泰も大事であろう。」

兼続 「たしかにお世継ぎをお決めにならなかったために御舘の乱がおこっておりますが。」

景勝 「輝虎さまの生涯不犯には、様々なお噂がある。」

兼続 「初恋での破局があまりにも衝撃的だったからという説や男性を好んでいたからだという説。はては、輝虎さま自身が、女性だったという説までございます。」

景勝 「女性説はない。」

兼続 「なぜでございますか?」

景勝 「輝虎さまの肖像画を見よ。」

兼続 「頭巾をかぶった絵でございますな。」

景勝 「ヒゲが濃すぎる。どんだけ~じゃ。」

兼続 「仰せの通り。あれで女性というのは、言うよね~でございますな。」

景勝 「先日、米沢のガイドが面白きことを言っておった。」

兼続 「輝虎さまについてでございますか。」

景勝 「なぜ不犯なのかじゃ。」

兼続 「それはぜひ知りとうございます。」

景勝 「知りたいか。」

兼続 「はっ。」

景勝 「続きは明日じゃ。」

兼続 「ひっぱるよねぇ~。」  


Posted by 鈴の宿 登府屋旅館 at 21:22Comments(0)直江兼続 と 天地人

2009年01月21日

勝天17 『謙信の人間宣言』



兼続  「そういえば、先週、NHKで輝虎さまを見かけましてございます。」

景勝  「スタジオパークじゃな。」

兼続  「天地人の裏話など、話しておられました。」

景勝  「うむ。カツラの話は、わしも驚いた。なんでもプロデューサーどのが『髪の毛一本一本が筋肉の筋のようなカツラ』と依頼したそうじゃの。」

兼続  「左様でございます。おかげで輝虎さまのカツラには、通常の2倍の毛が使われているそうでございます。」

景勝  「輝虎さまには、驚かされっぱなしじゃ。」

兼続  「第1話でございますか。」

景勝  「斬りかかったわしを許すだけでなく、子になれとおっっしゃるとは。」

兼続  「当時、お屋形様の周りでは、お父上を輝虎さまが殺したという輩もおりました。」

景勝  「うむ。わしも最初はそうかもしれんと思った。しかし、聞いてしまったのじゃ。」

兼続  「何をでございますか。」

景勝  「輝虎さまが、自分は人間であると。人間であるから、つらいことや苦しいこともあると。」

兼続  「輝虎さまといえば、毘沙門天の生まれ変わりとだれもが申します。その輝虎さまがでございますか。」

景勝  「うむ。戦国大名は、自分を神と言いたがる。」

兼続  「あの独眼龍・伊達政宗も不動明王を見ながら『梵天丸もかくありたい』と言っておりました。カリスマ性を高めるがためにはしかたなき事かと。」

景勝  「しかし、輝虎さまは、違うのだ。自ら人間とおっしゃられた。そこに胸打たれ、輝虎さまの人間性に触れ、わしは子となったのだ。」

兼続  「輝虎さまは、人間性もさることながら、活躍の幅もすばらしいですからね。」

景勝  「左様。天地人の次は『坂の上の雲』じゃ。そういえば、以前、アニメの声優もしておられた。」

兼続  「はて、なんという作品でしょう?」

景勝  「映画版・北斗の拳じゃ。ケンシロウ役をしておられる。」

兼続  「これはしたり。それで北斗の七星にこだわるわけですな。」

景勝  「うむ。お主も気をつけよ。油断しておると、『阿部ちゃんに突かれてアベシ死兆星』となってしまうぞ。」

兼続  「おそろしや。まだまだ我が生涯に一片の悔いなしというわけにはまりませぬゆえ、肝に銘じておきまする。」


  


Posted by 鈴の宿 登府屋旅館 at 21:37Comments(0)直江兼続 と 天地人

2009年01月20日

勝天16 『東北限定!天地人切手シート』



兼続 「お屋形様、我らの切手が登場いたしましてございます。」

景勝 「切手とな。どのような切手じゃ。」

兼続 「東北地方限定発売の10枚入りのシートでございます。」

景勝 「ほほぉ。」

兼続 「それがしの兜が3枚。お屋形様の兜が2枚。輝虎さまの兜が1枚。そして前田慶次どのの兜でございます。」

景勝 「兜コレクションじゃな。」

兼続 「左様でございます。どうも最近は、愛の兜ばかりが目立ってしまいましたが、他にもいろんな兜があるという見本にもなりまする。」

景勝 「確かに。輝虎さまの飯綱権現の兜も米沢に来たら見るべきじゃからのぉ。」

兼続 「ほかにも、鉄砲隊、それがしの肖像画、それがしとお船の墓など、米沢ゆかりの切手シートとなってございます。」

景勝 「して、どこで売っておるのじゃ。」

兼続 「郵便局でございます。」

景勝 「では、土日に来る観光客は買えないではないか。」

兼続 「これはしたり。では、こうしましょう。
宿屋の登府屋に命じ、電話をもらえば郵便局で購入し、取り置きをさせるというのは?」

景勝 「うむ。それはよい。『敵に塩を送る』ならぬ、客に切手を取り置くじゃな。ところで、いくらじゃ。」

兼続 「1枚1200円でございます。」

景勝 「切手コレクターは、郵便局に急がねばのぉ。郵便局長も言っておったわ。」

兼続 「なんでございましょう。」

景勝 「早く買いにきってー。」

兼続 「これはしたり。今日は、いつになく低レベルですな。」

景勝 「うむ。わしはこのようなブログには、来とうなかった!」


天地人切手シート、本日より好評発売中です。
  


Posted by 鈴の宿 登府屋旅館 at 21:19Comments(0)直江兼続 と 天地人

2009年01月19日

勝天15 『天地人博2009の気になる中身』



兼続  「もうすぐ24日でございますな。」

景勝  「米沢か。楽しみじゃのぉ。」

兼続  「我らがテープカットをする天地人博2009の展示物がわかりましてございます。」

景勝  「ほほぉ。興味深い。」

兼続  「何度も変更されるようでございますが、第一弾は・・・。」

景勝  「なんじゃ。」

兼続  「まず素懸紫糸威黒塗板物五枚胴具足でございます。」

景勝  「ほほぉ。関東管領・上杉憲政どのの鎧兜じゃな。」

兼続  「そして、伊呂波尽手本。」

景勝  「おぉ。輝虎さまが、わしにイロハの書き方を教えてくださったときの手本か。懐かしいの。」

兼続  「左様でございます。お屋形様の書状や、景虎どのの書状もございます。」

景勝  「景虎か。日曜日は、優雅に舞っておったのぉ。」

兼続  「信長どのの書状もあるそうです。」

景勝  「そちが来週アポをとった信長か。」

兼続  「面白いところでは、鮫ヶ尾城で見つかった おにぎりもございます。」

景勝  「炭化しておったそうじゃのぉ。」

兼続  「鮫ヶ尾城といえば、景虎どのが亡くなった場所でございます。」

景勝  「時を超え歴史に残るおにぎりもフタを開ければ用は済みかな」

兼続  「これはしたり。『要は炭』とかけたのでございますな。」

景勝  「炭化したおにぎりならぬ、おにぎりの短歌じゃ。」

兼続  「恐れ入りましてございます。」


天地人博2009は、米沢市の伝国の杜で1月24日開幕です。  


Posted by 鈴の宿 登府屋旅館 at 23:35Comments(0)直江兼続 と 天地人

2009年01月18日

勝天14 『雪上蹴球合戦』



兼続 「お屋形様。早馬でございます。」

景勝 「何の知らせじゃ。」

兼続 「本日、小野川温泉で行われた雪上蹴球合戦でございます。」

景勝 「うむ。して、どこが勝ったのじゃ。」

兼続 「優勝は、米沢市役所サッカー部でございます。」

景勝 「ほほぉ。よくもまぁ、雪の上でがんばったものじゃ。」

兼続 「しかも、このチームは、全員女性で闘ったりもしたそうでございます。」

景勝 「おなごが蹴球とは。なでしこジャパンじゃな。」

兼続 「実は、この戦、小町杯と呼ばれております。」

景勝 「なぜ小町じゃ。」

兼続 「そもそも小野川温泉を発見したのが、小野小町なのですが、このサッカー大会では必ず女性を1名選手にしなければならないそうでございます。」

景勝 「しかし、女性と男性が混合では大変じゃろう。」

兼続 「そこでですな。おなごが得点すると2点入るのでございます。しかも、おなごへのチャージは、即ファウルとなり、なかなか気を使うそうでございます。」

景勝 「そこで、おなごを多く参加させ、相手の力を封じようというのだな。」

兼続 「左様でございます。」

景勝 「なかなかの作戦じゃ。市役所にもおぬしに負けない軍師がおるのじゃろうて。」


写真は、キーパーが女性のシュートを防いでいるシーンです。

男女なかよく雪上サッカー。

基本ルールは、フットサルです。

興味のあるチームの方は、ぜひ来年ご参加ください。  


Posted by 鈴の宿 登府屋旅館 at 16:50Comments(0)直江兼続 と 天地人

2009年01月17日

勝天13 『列車で天地人』

兼続  「お屋形様。今度は、鉄道のお話でございます。」

景勝  「何じゃ。」

兼続  「フラワー長井線で天地人列車を運行するそうでございます。」



景勝  「列車など走らせると・・・また家康めが文句をいうのではないか。」

兼続  「その時は、再び直江状を書くまで。フラワー長井線といえば、スウィングガールズのロケでも使われましてございます。」

景勝  「ほほぉ。ジャズやるべ!の次は・・・天地人やるべ!か。」

兼続  「列車には、愛の前立てがつくそうでございます。」

景勝  「もはやフラワー長愛線じゃな。」

兼続  「昼食に どぶろく まで付くそうにございます。」

景勝  「それは・・・ヒデキ感激ならぬ・・・」

兼続  「なんでございましょう?」

景勝  「与六どぶろく じゃな。」

兼続  「おそれいりましてございます。」


山形新聞  「2月1日、天地人列車が走る」  


Posted by 鈴の宿 登府屋旅館 at 22:14Comments(0)直江兼続 と 天地人

2009年01月16日

勝天12 『畑谷城で、また合戦?!』

兼続  「お屋形様!戦の知らせでございます。」

景勝  「なにを言うておる。天下太平のご時世に。戦といって、山形県知事選
挙というのではあるまいな。」

兼続  「違いまする。畑谷城で合戦でございます。」

景勝  「おぬしも冗談が好きじゃな。畑谷城は、慶長五年(1600年)に自
ら落としたではないか。」

兼続  「それが、再び戦が行われるのでございます。しかもただの合戦ではご
ざいません。」

景勝  「どんな合戦じゃ。」

兼続  「雪合戦でございます。」

景勝  「それは、面白い。詳しく申してみよ。」

山形新聞 兼続ゆかりの史跡で雪合戦


兼続  「それはそうと、お屋形様。18日には、別の戦も行われるようでござ
います。」

景勝  「ほほう。今度は何じゃ。」

兼続  「蹴球でございます。」




景勝  「サッカーか。雪の中で。大会は何日間行われるのじゃ。」

兼続  「リーグ戦ですが、1日で決着がつきます。」

景勝  「それはいかん。」

兼続  「何がでございますか。」

景勝  「最近の世の中は、しゅうきゅう二日制が流行りじゃ。」

兼続  「休日といえば、オフ。サッカーだけにオフサイドですな。」


【第3回 小町杯雪上サッカー大会】

・日時  1月18日(日)

・場所  三沢コミュニティセンター

小野川温泉から車で3分の田んぼで行われます。
雪上での熱いプレーをぜひご覧ください。  


Posted by 鈴の宿 登府屋旅館 at 22:14Comments(0)直江兼続 と 天地人

2009年01月15日

勝天11 『倍率20倍のトークショー』



兼続 「お屋形様、我らのチケットが人気だそうでございます。」

景勝 「24日に米沢でのチケットじゃな。」

兼続 「天地人博2009開幕のトークショーでございますが、席は450だそうです。」

景勝 「ほほぉ。して、応募総数は?」

兼続 「9500通だそうです。」

景勝 「倍率20倍か。米沢の人にとっては近くにいるのにトークショーじゃな。」

兼続 「恐れ入りましてございます。地元でも盛り上がっているということで。」

景勝 「よいことじゃ。」

兼続 「我らは、24日・25日の2日間かけて米沢‐会津‐南魚沼‐上越と4か所めぐります。」

景勝 「ハードスケジュールじゃが、地元が盛り上がっているとなれば、行かねばなるまい。」

兼続 「御意に。」


山形新聞  「倍率20倍超、450人が当選」


ちなみに、当日行われるテープカットにもお2人は参加なさいます。

惜しくも抽選に漏れた方は、『天地人博2009』の会場前で待つという裏ワザもありますよ。

相当な混雑が予想されますので、十分な準備のもとお出かけください。

いよいよ『天地人』旋風が本格化してきましたね。  


Posted by 鈴の宿 登府屋旅館 at 15:25Comments(0)直江兼続 と 天地人

2009年01月14日

勝天10 『長男なのになぜ与六』



喜平次 「与六、わしらの芝居が好評なようじゃぞ。」

与 六 「はい。喜ばしい限りです。そういえば、第1話で野うさぎを連れてきた子供のころのお船。」

喜平次 「うむ。お船がどうした。」

与六  「あの子は、西洋の楽器が弾けるそうでございます。」

喜平次 「ほほぉ。どのような楽器じゃ?」

与六  「6つの弦を使った琵琶のような楽器にございます。なんでも『学園天国』という歌もうたうそうです。」

喜平次 「怪しい。もしや他局の廻し者ではあるまいな。」

与六  「なにかのカラクリを使ったのかもしれませぬ。」

喜平次 「からくりテレビだけにか。」

与六  「おそれいりましてございます。」

喜平次 「ところで、前から気になっておったことがある。」

与六  「はい。」

喜平次 「そなた、長男なのになぜ名前が『六』なのじゃ?弟も与七じゃし。」

与六  「それをいったら、喜平次さまも御当主なのに『次』ではありませぬか。」

喜平次 「わしには、10歳でこの世を去った兄がおった。じゃから、次男で喜平次。問題なかろう。」

与六  「なるほど。実は私の名は、長尾政景公からいただいたものでございます。」

喜平次 「ほほぉ。わが父から。」

与六  「ご承知の通り、お父上のお名前は『六郎』でございました。」

喜平次 「うむ。じゃから、一字とって与六か。」

与六  「左様でございます。」

喜平次 「それにしても、のちにわしと謙信公の跡目を争う上杉景虎。あやつも北条の七男なのに三郎じゃのう。」

与六  「何か言われがあるのかもしれませぬ。もしくは、太平の世を望んだとか。」

喜平次 「それは、どういう意味じゃ。」

与六  「太平サブロー・・・。おあとがよろしいようで。」

喜平次 「跡目を争っただけにな。」


与六の名前については、あくまで一説。

長尾家嫡男は、先祖代々「六郎」を名乗ります。

政景公が、樋口惣右衛門兼豊の長男誕生を祝って自分の幼名である「六」を与えて「与六」とした、という説です。

北条三郎が七男なのになぜ3なのか、についてご存知の方、ぜひ教えてください。  


Posted by 鈴の宿 登府屋旅館 at 23:05Comments(0)直江兼続 と 天地人

2009年01月13日

勝天9 『越後屋の置き土産』

南魚沼で見つけた面白いお土産です。



その名も、「越後屋、そちもなかなかの悪よのぉ」。

「悪」と書いて「たぬき」と呼びます。


パッケージには、

「お代官様、好物のまんじゅうでございます。イヒヒヒヒ・・・。」

それに応じたお代官様のセリフが、

「越後屋、そちもなかなかの悪(たぬき)よのぉ」。


箱を開けると、饅頭が入っています。

なるほど、確かに饅頭。

しかし、上げ底になっており、そこには

「お代官様の本当の好物は、饅頭の下にしきつめてございます。
イヒヒヒヒ・・・・・。」

と書かれています。


上げ底をめくると・・・!!


オチはあえて内緒にしておきます。

買ったときの感動があると思いますので。


お土産としては、とても面白いと思います。

ぜひ芝居じみた感じでお渡ししてみてください。

イヒヒヒヒ・・・・。  


Posted by 鈴の宿 登府屋旅館 at 22:59Comments(0)直江兼続 と 天地人

2009年01月12日

勝天8 『関興寺の味噌なめたか』

「雲洞庵の土踏んだか」とともに語られるのが、「関興寺の味噌なめたか」。

関興寺への道の途中には、お寺の名前より大きな文字で「味噌なめたか」という看板が立っています。

どうして、味噌なのでしょう?


天正6年(1578年)、上杉謙信が亡くなると、後継者争いが戦へと発展します。

上田長尾家から養子に入った喜平次景勝。

相模の北条から養子に入った三郎景虎。

二人の養子による跡目をめぐる戦は、「御館の乱」と呼ばれています。


景虎方は、景勝の故郷である上田庄へ攻め込みます。

戦火は、お寺にも降りかかり、いくつかのお堂が焼けてしまいました。

時の住職・雨天是鑑和尚は、上杉氏より寄進された大般若経六百巻をなんとか守りたいと思いました。

当時は、防火金庫などありません。

どうやって火災から守るか・・・。

考えた末、雨天是鑑和尚は、味噌桶の中に経本を埋めて、戦火から守りました。

以来、この味噌をいただくものは大般若経のご利益にあずかり福徳が授かることができると言いはやされるようになり、「関興寺の味噌なめたか」との言葉が生まれたと伝えられています。

火災を味噌で守るという落語の『味噌蔵』のようなお話ですね。


ちなみに、関興寺の宗旨は臨済宗。

雲洞庵は、曹洞宗ですが、どちらも武士が好んだ禅宗です。

「雲洞庵の土踏んだか」と「関興寺の味噌なめたか」は、僧たちの間で「2つの
名刹で禅宗を学び、修行しましたか?」という意味で使われた言葉だそうです。



写真は、味噌作りに使われた道具だそうです。

関興寺に行きますと、お茶とともに味噌をなめさせていただけます。

天地人の舞台は、雲洞庵ですが、せっかく南魚沼まで足を運んだなら関興寺もセットでご覧になってはいかがでしょう。  


Posted by 鈴の宿 登府屋旅館 at 21:14Comments(0)直江兼続 と 天地人